新華網北京12月16日 外交部の王毅部長は12月15日、要請に応じてフランスのエロー外相と通話をした。王毅外交部長は、中国側はフランス側を重要な戦略的協力パートナーとみなし、フランス側と引き続き適切に尊重し合い、互いの核心的利益に配慮し、両国の指導者が達成した共通認識を着実に実行し、中仏の全面的戦略パートナーシップが深く発展するよう推進していきたいと表明した。
王毅外交部長はエロー外相が最近「一つの中国」原則の問題について鮮明な立場を明らかにしたことを賞賛し、台湾問題が中国の主権と領土保全に関わり、「一つの中国」の原則は他国と中国の関係発展における前提且つ基礎であり、この重大な是非の問題で、例外にさせることができる者は誰もいないと強調した。
エロー外相は、仏中関係の構築は相互信頼と相互利益を基礎としており、「一つの中国」の原則は国際と地域の平和・安定に関わっている。フランス側はこれを非常に重視し、引き続きこれについてプラスとなるエネルギーを発揮していけるよう望んでいると重ねて述べた。双方は中仏が原子力分野での協力をいかに深めていくかについても意見を交わした。
(新華社より)
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