新華網北京12月9日 (記者/孫辰茜)外交部の陸慷報道官は8日、中国政府は新任の米国駐中国大使とともに努力し、中米関係の持続的な健全性・安定性を前進・発展させていくことを望んでいると表明した。
これに先立ち、米国の大統領に当選したドナルド・トランプ氏の政権移行チームは、テリー・ブランスタド米アイオワ州知事が駐中国米国大使に指名される見通しだと宣言していた。一部の米メディアは、ブランスタド氏がすでに指名を受け入れたと報じている。
今年70歳になるブランスタド氏は1983年から1999年まで及び2011年から現在までアイオワ州知事を務め、その間に何度も訪中しており、中国に対して友好的な米国の政界関係者の1人だとみなされているという。
陸報道官は定例記者会見で関連の質問について答える際に次のように述べた。「ブランスタド氏は中国人民の古い友人です。」知事を務めていた間に、ブランスタド氏は中米の交流・協力の推進のためにたいへん多くの努力を払ってきた。「我々は、ブランスタド氏が中米関係発展の推進のために、より大きな貢献を行ってくれることを望んでいます。」
陸報道官は次のように表明した。米国駐中国大使という職務は、米国政府と中国政府を繋ぐ重要な架け橋にあたる。この職務に誰が就こうとも、中国政府はいずれもその人と共に努力し、中米関係の持続的な健全性・安定性を前進・発展させていくことを望んでいる。
(新華社より)
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