北京で3日開催された未来5G情報通信技術シンポジウムで発表された情報によると、2018年末には初歩的な5G技術標準が発表される見通しだ。科技日報が伝えた。
シンポジウムでは「5Gと垂直産業」や「5Gで都市をスマートに」というテーマをめぐり、5G、IoT(モノのインターネット)、モバイルネットワークの幅広い活用により、いかにスマート都市の建設、産業のアップグレード・モデルチェンジを促し、社会公共管理の精密化、サービスの効率化を実現すべきかについて議論された。
国際電気通信連合は2015年6月に、5G発展のビジョン、技術的需要の研究を終えた。世界の関連標準化機構も年初、5G標準化の研究を開始した。2018年末には初歩的な5G技術標準が打ち出される見通しだ。業界の現在の共通認識によると、モバイルネットワークとIoTは5Gモバイル通信の未来の発展における、2つの主要駆動力だ。モバイルネットワーク事業において10年間で1000倍に拡大する需要を満たすほか、5Gの応用範囲は現在の人と人の通信から、IoT、車載ネットワーク、産業ネットワークなどより広範な垂直産業分野にまで拡大する。
(人民網日本語版)
関連記事: