「深港通」(深セン・香港ストックコネクト)の導入が5日午前にスタートした。これは深センと香港の証券市場で株式が相互に取引されることを表わしている。
香港証券取引所で同日午前、「深港通」開通式が開催された。香港特別行政区政府の梁振英行政長官と香港証券取引所の周松崗会長が同日の初取引を見届けたことで、「深港通」が正式に開通されたと示している。
梁振英行政長官は次のように述べた。「深港通」の開通は香港と深センの両地の資本市場の株式相互取引が新しい段階に入り、大陸部の金融業の双方向の開放の深化と人民元の国際化などに意義があることを示している。「深港通」は互恵ウィンウィンの措置であり、香港は引き続き大陸部の金融改革のために貢献していく。