新華網ドイツ・ハンブルク11月24日(記者/沈忠浩 朱晟)第7回中欧フォーラムハンブルクサミットが23日、ドイツ・ハンブルク商会ビルで開幕した。サミットに参加したゲストは「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」構想や中国経済のモデル転換、「メード・イン・チャイナ2025」と「ドイツのインダストリー4.0」の連結といった注目議題をめぐって討論を展開する。
ハンブルクサミットの名誉議長のドイツ・シュレーダー元首相は開幕式で「独中は互いに重要なパートナーで、双方の相互信頼の基盤は堅固だ。独中間の経済交流は双方の企業に幸福をもたらすだけでなく、独中社会の相互開放、相互学習にも役に立つ。」と述べ、「ドイツは中国の投資に対し防御姿勢をとるべからず」、独中は協力の潜在力を更に掘り起こし、技術協力を強化して、文化をまたぐ交流を開拓するべきだ。」と語った。
中国工業経済連合会の李毅中会長は、中欧は相互開放を更に拡大し、摩擦を減らし、国際生産能力協力を強化して、第三者市場を共同開発し、また力を合わせて中小企業協力を推進するべきだと述べた。
「中国と欧州の出会い」をテーマとする中欧フォーラムハンブルクサミットは2004年に始まり、二年ごとに1回開催されており、中欧間の公開対話プラットフォームの構築を推進し、中欧の経済往来を促進し、相互理解を深めることを目的としている。
(新華社より)
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