シリア政府軍当局が2日夜、シリア北部の都市・アレッポで再び「人道停戦」を実施するとの声明を出しました。停戦は現地時間4日午前9時から午後7時までとしています。
声明によりますと、アレッポ東部地区で包囲された反体制派と一般市民のために8つの撤退ルートが開かれます。反体制派は武器を持ったまま、その内の2つのルートを通り、反体制派の支配下にあるシリア北部のイドリブ県に撤退することが認められています。また、一般市民はそれ以外の6つのルートを通行できるということです。
一方で、アレッポ東部地区を支配していた反体制派組織はこの日、「14歳以下と55歳以上の一般市民が人道停戦期間中にこの地域を離れることを許可する。ただし、その際に15万シリア・ポンド(300米ドル相当)を徴収する」という内容のビラを撒いています。
(中国国際放送局)
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