ナジブ首相は2015年3月、習近平主席が博鳌アジアフォーラム年次総会でナジブ首相と会見した際に、中国とマレーシア関係は歴史上、最良の時期にあると指摘した。2015年11月、李克強総理はマレーシア訪問中に、中国とマレーシアは良き隣人で、良きパートナーで、良き友人だと述べた。ナジブ首相は習近平主席と李克強総理の両国関係の位置付けに積極的に賛同し、両国関係は「特殊な段階」に入ったと受け止めている。
ナジブ首相は次のように表明した。2015年に両国の軍隊は初めて合同演習を行い、両国の軍事分野における協力は「新しい高み」に達した。地域の平和と安定を擁護するため、両国は法執行及び防務の安全で継続的に協力し、関係部門が友好的な訪問と防務の安全分野における対話と協議を展開するように推進する。マレーシアは中国との合同演習と人員研修方面での協力を引き続き強化していく。
ナジブ首相は「一帯一路」構想とアジアインフラ投資銀行の創設を高く評価し、マレーシア及び地域のその他の国がここから利益を得るだろうと述べた。ナジブ首相はまた、マレーシアも未来を見据えた国のモデル転換目標を提示しているとしたうえで、「私は 我々の目標と『一帯一路』構想が協力に向けて高い効果を生み、両者は相互に補充し、我々が共同目標を達成する支えになると堅く信じている。」と語った。
習近平主席が提示した「運命共同体」について、ナジブ首相はこれは中国が平和的な地域環境の創設のために尽力する姿勢の表れであり、地域の持続的な発展と安定にとって極めて重要だと認識している。
(新華社より)
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