新華網北京11月1日 習近平国家主席は31日、人民大会堂でベルギーのミシェル首相と会見した。
習近平主席は以下のことを強調した。中国とベルギーは誠実な友好に基づいて、双方の核心的な利益と重大な関心を持つ問題について適切に処理すべきである。中国は、ベルギー政府が『一つの中国』の政策を堅持する姿勢を高く評価する。両国は経済貿易での協力の基礎が深く、潜在力は莫大である。双方は各自の優位点を活用して、先進的な製造業や新エネルギー、エコ環境保護、現代サービス業などを重点に、ハイテク、高付加価値の新型協力を積極的に展開し、共同革新と研究開発を強化することを進めていくのは可能である。ベルギーに『一帯一路』建設がもたらすチャンスを掴み、中国・ヨーロッパ、アジア・ヨーロッパ間の物流産業発展とクロスボーダー電子商取引協力を推し進めるよう希望する。中側がベルギーがアジアインフラ投資銀行(AIIB)に積極的に参加する姿勢を歓迎し、一日も早く AIIBメンバーになり、アジア・ヨーロッパ海陸連動通路及び汎ユーロ鉄道網などの建設に積極的に参加することを歓迎する。双方は開放共栄の目標を基礎に、公平的・開放的な国際貿易システムの保護に力を尽くべきで、中側は終始、戦略的角度から欧州連合(EU)を重視しており、欧州一体化プロセスを支持し、EUとの戦略的パートナー関係を深化してきている。EUが期日通りに『中国のWTO加入議定書』第15条の義務を果たすことをベルギーが促し、中国・ヨーロッパ関係の発展に積極的な役割を発揮し続けるよう希望する。
ミシェル首相は、以下のように示した。中国・ベルギー国交樹立45周年に当たって中国を訪問できたことを非常に嬉しく思う。習近平主席が2014年にベルギーを公式訪問したことやフィリップ国王が2015年に中国を訪問したことは、両国の関係発展を大きく促進した。ベルギー側はベルギーと中国との経済貿易・文化交流の活力溢れる様子を嬉しく思っている。今後は中国との司法、投資、革新、航空、新エネルギー、デジタル経済、インフラ設備及び『一帯一路』枠組み内での協力を開拓していきたい。
(新華社より)
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