新華網北京10月28日 (記者/孫辰茜)中国外交部の陸慷報道官は27日の定例記者会見で、近頃、フィリピンのドゥテルテ大統領の南中国海に関する態度表明は中比の共通認識精神と全体的に一致していると表明した。
ある記者から、日本の報道機関はこのほど、日本政府関係者が明らかにしたところによると、フィリピンのドゥテルテ大統領が日本訪問中、両国が南中国海仲裁案の裁決結果を尊重することに合意したと報じたが、中国側はこれにどう評価するかと質問した。
陸報道官は「我々も近頃、フィリピンのドゥテルテ大統領本人の南中国海に関する態度表明は中比の共通認識精神と全体的に一致していることに留意している。」と述べた。
陸報道官は更に次のように表示した。現在、中国はフィリピンを含めた関連各側の共同努力の下に、南中国海情勢はポジティブな方向に進展している。関係各側は対話と協商を通じて南中国海問題を対処する方面に向いて努力する。これは同地区の絶対大多数の国の共通の感覚と期待である。
「もし、個別の国が実際にそぐわない考えを抱いているなら、できるだけ早いうちに捨てたほうが良いでしょう。」と陸報道官は述べた。(翻訳/呉寒氷)
(新華社より)
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