中国科学院が26日に伝えたところによりますと、天宮2号に搭載された人工衛星が撮影した天宮2号宇宙実験室と神舟11号有人宇宙船合体の写真が、地球に伝送されました。
この人工衛星は9月15日、天宮2号と共に打ち上げられ、10月23日、天宮2号から切り離されたものです。
中国科学院微小衛星革新研究院のチーフデザイナー陳宏宇氏によりますと、「この人工衛星には、3つの任務がある。1つ目は天宮2号と神舟 11号の合体を上空からの観察。2つ目は天宮2号と神舟11号の合体、または天宮2号から一定の距離を置いた場所での駐留実験。3つ目は飛行時の安全回避をするということである」と紹介しました。
計画によりますと、この衛星は、10月末に天宮2号と神舟11号の合体の上空を飛んで撮影を行い、地球を背景にした合体の写真を撮影することになっています。
(中国国際放送局)
推薦記事:
「天宮」の宇宙飛行士 6日働き1日休む