「天宮」と「神舟」の結合体が軌道に入って4日目となる22日、宇宙飛行士は多項目の科学実験を開始した。実験の進展状況はどうだろうか。宇宙飛行士は宇宙での生活に慣れただろうか。記者は有人宇宙プロジェクト弁公室の副主任で宇宙業界の英雄である楊利偉氏に話を聞いた。
「天宮2号」の宇宙飛行士が携帯するノートパソコンは実験をサポートするだけでなく、メール送信や実験データの伝送なども行う。
楊利偉氏は、「宇宙飛行士の生活における最も基本的な部分を見ると、水や食事などの1日3食と衛生面などはデータを見る限り正常で、2人の活動状態も良好である。宇宙船での作業量は多く、地上訓練を多くこなしたが、多くの作業は地上と全く同じようにはいかない。一部の実験にかかる時間は地上でのデモンストレーションよりかなり長い」と話した。
作業だけでなく、宇宙での生活を快適にするため、地上の研究員は2人の宇宙飛行士のためにテレビ番組を伝送するなどする。
(チャイナネット)
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