新華網マカオ10月13日(記者/査文曄、陳二厚)中国国務院の李克強総理は12日午前、マカオ特別行政区の崔世安行政長官の付き添いのもと、マカオ各界関係者の代表らと座談会を開催し、重要講話を行った。
蕭志偉氏、劉芸良氏、羅奕龍氏、曹其真氏、呉栄恪氏らマカオ各界関係者の代表が前後して発言した。李総理は真剣に耳を傾け、1つ1つ応じた。李総理は次のように述べた。マカオのこの数年間の発展とその業績は喜ばしく敬賀すべきで、「一国二制度」が強大な生命力を擁することは、特別行政区政府が法に基づく施政やマカオ同胞による懸命な努力と密接に関わっていることを十分に証明している。中央政府はこれについて十分に評価する。習近平主席は2年前マカオを視察し、マカオの発展に対し明確な要求を提起していることから、それを真剣に貫徹せねばならない。当面の新たな情勢に直面し、「一国二制度」、「マカオ人がマカオを治める」、高度な自治の方針を引き続き全面的に貫徹・実行し、基本法に厳格に基づいて事務を執り行うことを望んでいる。国を愛しマカオを愛し、包容・共済の、実務的かつ向上心のあるマカオ精神を発揚し、マカオの建設をより良く発展させていく。
李総理は次のように表明した。中央政府はマカオの発展を引き続き支援する。マカオの新たなニーズに基づいて、ツーリズムEXPOマカオへの支持、人民元清算センター、金融リース、クロスボーダー電子商取引、スマートシティの建設、中小零細企業、インターネットプラス、科学技術・イノベーション、健康・医療や養生健康産業、海洋経済などを含むマカオに恩恵を施す19項目の新たな取り組みを策定し、これらがマカオの「1つのセンター、1つのプラットフォーム」の建設を推進し、マカオに経済の適度な多元化及び持続可能な発展を促進する見通しだ。
李総理はまた座談会に参加したマカオ社会各界の代表150数名と記念写真を撮影した。
当日午前、李総理は更にマカオでマカオ特別行政区の行政、立法、司法機関の責任者及び駐マカオ中央政府機関や主要な中国資本機関の責任者らと会見した。
(新華社より)
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