国慶節(建国記念日、10月1日)連休中、韓国・済州島を訪れた百人余りの中国人観光客が、入国を拒否され、「小部屋」に収容されたという事件が起こった。韓国の法律によると、中国大陸部のパスポートを持つ観光客は30日以内の滞在ならば、ノービザで済州島に入国することができる。多くの旅行広告でも、「パスポートと航空券だけ用意すれば、すぐに行ける済州島の旅」とアピールしている。それなのに、なぜ今回のような事件が発生したのだろうか?人民網記者が在済州中国総領事館に事実確認を行った。人民網が伝えた。
同領事館の修明業領事は、次の通りコメントした。
「済州島はビザ免除対象エリアではあるが、ビザ免除と直接入国可能は同義ではない。たとえビザを所持していても、入国を拒否される場合もある。外国人に対する入国審査は、各国固有の主権行使行為である。よって、何人の入国を許可するのかということに関して、韓国側には独自の判断基準がある。主に、入国目的を考慮して判断している。旅行に関する観光客の証拠が不十分な場合、もしくは移民の疑いがある場合は、入国が拒否される可能性がある。」
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