新華網北京10月11日 (記者/侯麗軍)外交部は10日、国内外メディア向けブリーフィングを開催した。外交部の李保東副部長と孔鉉佑部長補佐は、習近平主席がまもなくカンボジアとバングラデシュを公式訪問し、インド・ゴアで開かれる第8回BRICS首脳会合に出席することに関する状況をそれぞれ紹介し、また記者の質問に答えた。
一、カンボジア、バングラデシュへの公式訪問について
孔鉉佑部長補佐は、次のように表明した。習近平主席が10月13日から15日にかけてカンボジアとバングラデシュを公式訪問する。中国とカンボジアの友情は歴史が長い。カンボジアは中国の友好的な隣国であり重要な協力パートナーだ。中国側はカンボジア側と緊密に協力し、両国の指導者が達成した共通認識を着実に実行し、各分野における実務的協力を深め、両国の全面的戦略パートナーシップの内包を絶えず充実させることを望んでいる。習主席の今回の訪問は中国共産党第18回全国代表大会(略称:「十八大」)以来、我が国の主要な指導者によるカンボジアへの初訪問にあたり、中国・カンボジアの伝統的友好を強固にし、双方の全面的戦略協力を一層深めることにとって重要な意義を持つ。訪問期間中、習主席はシハモニ国王陛下と会見し、モニニッス皇太后をお見舞いし、またフンセン首相と会談して、二国間協力文書の調印式に共に出席し、中国・カンボジアの発展戦略の連結や各分野における実務的協力の深化が新たな成果を得られるよう推進する。
二、インド・ゴアで開かれる第8回BRICS首脳会合の出席について
李保東副部長は次のように表明した。習近平主席が10月15日から16日にかけてインド・ゴアで開かれる第8回BRICS首脳会合に出席する。会合のテーマは「効果的で包容的な、共通の解決方案を打ち出そう」となっている。今回のゴア会合は今年9月に杭州で開かれたBRICS非公式首脳会合の後に継ぎ、5カ国の指導者が再び集うもので、重要な意義を持つ。BRICS諸国の指導者は小規模な会議や小規模なワーキングランチ及び大規模な会議を行い、BRICS諸国の協力や他の共に関心を寄せる国際と地域の問題について深く意見を交わし、今回の会合の成果文書である『ゴア宣言』の中で関連の共通認識が体現される見通しだ。BRICS諸国の指導者はベンガル湾多分野技術経済協力イニシアティブのメンバー国の指導者と対話会を実施し、BRICS商工業理事会の代表らと対話を行う。習近平主席は関係国の指導者とも会見する。
(新華社より)
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