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<企画>敬老の日でもある重陽節 多様で豊かな老後愉しむ中国の老人たち
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-10-10 10:48:23 | 人民網日本語版 | 編集: 郭丹

  

   今年の10月9日(旧暦9月9日)は、五節句の一つで「重陽節」。古人は9を「陽数」(陽の数字=奇数)として、陽の重なる9月9日のことを「重陽」と呼んだ。

  中国は1989年、旧暦の9月9日を「老年節」(敬老の日)と定め、全国各地で、高齢者に関心を示し、サポートする様々な活動を展開している。そして、2013年7月1日から実施された「高齢者権益保障法」は、この日を「老年節」にすると明確に定めた。>>>詳細へ

  敬老の日に控え、中国の老人たちの多様で豊かな生活を見てみよう!

  30年間崖によじ登り植樹を続けた60代老人 荒山が緑林に見事に変身

  記者が初めて劉昌貴さんと会った時、彼は手に青い小さな袋を持ち、天台山に向かうところだった。天台山の何百畝(1畝は約6.67アール)もある土地に、彼は30年間、貴重な漢方薬材であるトチュウ(杜仲)の樹を植え続けてきた。天台山は四川省瀘州市にあり、麓から1千段近くもある石段を1段ずつ上がっていかなければならない。劉さんは、「いつも、数キロの重さの荷物を背負って山を上り下りしており、それを数十年間続けてきた。66歳になったが、この健脚で飛ぶようにスイスイ歩ける。私について来れる人は、若者でもほとんどいない」と話した。彼の最大の自慢の種は、30年前は一面荒れた山だった山頂に、今ではトチュウの樹が生い茂っていることだ。

  世界を感動させた植樹老人 洪水は森林を流しても信念は流されず

  今年7月末、観測史上最大の豪雨が河北省の多くの地域を襲った。山の中に建っている建物の殆どは倒壊し、かつて「世界を感動させた植樹老人」賈海霞さんと賈文其さんの二人が14年の時間を費やして育てた森林も今回の被害を免れることはできなかった。

  一人は両目を失明しており、もう一人は両腕がなかった。2002年より同県治里村に住む二人の障害者、賈海霞さんと賈文其さんはお互いの手と目になり植樹を始めた。彼らのすばらしい功績はネットユーザーを感動させた。その後、米メディア報道を通じて、中国国外のSNS上に拡散された動画の再生回数は100万回以上にのぼり、彼らは「世界を感動させた植樹老人」と呼ばれるようになった。

  「また1から始めればいい。また10年頑張れば次の新天地ができる」と賈文其さんは続けた。「植樹は必ずまた行う。ただ、どこに植えるか、どのように植えるかは検討している段階だ。私たちはまだ50代だし、まだまだ現役。10年かかろうと、もう一度やり遂げる自信は十分ある」とその決意を語った。

  24年間5角で朝食を売り続けるおばあちゃん

  今、5角(約7円5銭)で何が買えるだろうか?浙江省衢州市黄壇口郷の毛師花さん(83)は、ある学校の校門前で朝食を販売しており、芳醇な香りの豆乳や蛋餅(卵で作ったクレープ)、もち米団子をそれぞれ全部1個5角で売っている。毛さんの朝食はこの24年間一度も値上がりしたことがないという。地元の人々からは毛さんは親しみを込めて「朝ご飯のおばあちゃん」と呼ばれている。

  この24年間、物価は何倍にも高騰しているため、利益どころか逆に赤字となってしまっている。しかし、毛さんは全くそれを気にしていない。「赤字っていってもいくらよ。私たちは昔苦労したけど、今はお金もある。だから、みんなに食べてもらえばそれでいい。政府から年金をもらっているけど、国のために何かをしてるわけでもない。毎月それをもらえるだけで満足」と毛さん。

   医学モデル「模擬患者」を解明 シナリオは「カルテ」

  広さ十平米あまりの病室で、病衣を着た老婦人が、お腹を抱えて、苦しそうな表情をしている。1人の青年医師が入ってきて、彼女を診察し、問診を行う。医師が検査し終えると、この老婦人は突然元気になり「違うね。まだ質問していないことがある」と言ったり「検査する時の力加減はそうじゃない」と真剣な顔で問題を指摘し始めた。

  急性膵炎を「患った」この老婦人は、12年間もの間、このような一連のプロセスを繰り返してきた。これは決して医師に「言いがかり」をつけているのではない。彼女は標準模擬患者(SP)のひとりで、四川大学華西臨床医学院でトレーニングを受けたアジア初のSPだ

  ネットで話題沸騰の82歳のおばあちゃん 「元気いっぱいの日常と年齢は無関係」

  明るい陽光が窓越しに降り注ぎ、コーヒーの芳香に包まれたスターバックスの店内で、広州から中国の国土の半分を北上してきた王群晶さんがにっこりと笑顔を浮かべながら彼女の82歳にしてまるで28歳のような活力にあふれる私生活について話してくれた。

  あか抜けたファッションに身を包む彼女は、心も20代の若者と変わらない。ハリウッド映画を観るのが大好きて、娘と一緒に徹夜で韓流ドラマに夢中になり、カラオケに行って子供達とダンスを踊り、歌う。スポーツ番組も大好きで、バスケットボールの試合を観戦していると興奮のあまり躍り上がって狂喜することもある。シカゴ ブルズのファンである彼女は、試合観戦中ずっと解説者のように、「パス、早く回して、ランニングシュート、1、2、それっ!」や「パス!パス!抜け、抜け!後ろに回せ!」と我を忘れて叫ぶ。またその一方で、冷水浴や塩水を飲むこと、トレーニング、ヨガなどの身体にいい生活習慣を続けている

  81歳のハイカラ婆ちゃん、スター並みの写真を公開

  スターに肩を並べる気品をまとい、自信に満ちた着こなしをしている「ハイカラ婆ちゃん」たちがこのほど江西省竜虎山を旅行し、粋なファッションが皆をあっと驚かせている。お婆ちゃんたちは皆、高齢ダンスチームのメンバ―で、最高齢の人は81歳に達している。通りかかった観光客の多くが、「お婆さんたちとファッション比べをしても絶対に勝てない」と感心していた。

  無錫の101歳のおばあちゃん、海外旅行のためパスポートを申請

  8月26日、中国江蘇省無錫市公安局出入国管理部門は、同市在住の劉成心さん(101)にパスポートと香港澳門通行証を付与した。これで劉さんは同市で最高齢の出入国証申請者となり、長年保持されてきた94歳の記録を上回った。

  今までは、ずっと中国国内を旅行していたが、劉さんの子供たちは、母親を海外へ連れて行こうを計画を練っている。劉さん自身も海外旅行にとても行ってみたいと思っているという

  81歳ライダー、20年間の自転車一人旅で全国踏破

  80歳過ぎの項馬成さんは、自宅で家族団らんを楽しみ、晩年を穏やかに過ごすべきかもしれないが、実際にはほぼ毎日、屋外で自転車に乗って「遊び惚けて」いる。年に1、2回は数カ月におよぶ長距離自転車旅行を計画 実行し、旅行に出ていない時には、「朝に外出して夜に帰宅」のパターンで、近場を走っている。

  彼と愛車がたどった足跡は、国内各省(自治区 直轄市)を網羅し、総距離は100万キロメートルを上回った。さらに、彼にとっての自慢の種は、このように長年にわたって運動を続けているうちに、高齢となった彼の体力が、多くの若者より優れた状態を維持していることだ

  愛情込めた7本の動画、ダイヤモンド婚のプレゼント 昏睡状態が続いた妻が「蘇った」

  9月3日午後4時ごろ、数カ月もの間昏睡状態が続いていた老婦人 楊瑩澤さんの意識が、奇跡的に「蘇った」。

  楊瑩澤さんは2009年、ベッドから起き上がる時に転倒。その後自分でベッドから起き上がることはなかった。そして、ここ数年、彼女は意識をだんだんと失い、8カ月前から昏睡状態に陥った。それでも、2人の「ダイヤモンド婚式(結婚60周年)」記念に、8月31日午後1時ごろ、病院とコミュニティ老人委員会の支援を受け、劉さんは99本のバラを妻に贈った。昏睡状態の妻の眼から涙が溢れたのを見て、夫は思わず妻の頬を撫でながら、さめざめと泣いた。

  半身不随の妻を世話するため、自分の点滴キットを自作した高齢の男性

  微博(ウェイボー)でこのほど「半身不随の妻の世話をするために、おじいさんがこんな点滴キットを使ってた」と題する画像が話題になり、ネットユーザーから次々に「いいね!」が寄せられている。

  このおじいさんの名は楊度学さん。自分も点滴をしなければならない状態だが、妻の世話もしなければならないため、この点滴キットを自作したという。

  入院中の86歳妻に1年間毎日恋文を書き続けた88歳夫

  「冬の成都は何てことはない。そもそも雪が降らないし」-やや震えた筆跡で、黄色く変色した紙に書かれたこの手紙は、6号室に入院している李河清さんの夫 呉自謙さんが妻に宛てて書いたものだ。妻への手紙はもう100通を超えている。医師や看護士から見ると、これらはまさしく「ラブレター」であり、送り主の呉さんにとっては妻を励ますための「メモ」である。

  呉さんの手紙の行間には、妻に対する深い愛情と強く思う気持ちが滲み出ており、周りの人間を感動させた。ある看護士がこのエピソードをネット上に投稿すると、感動の輪は無数のネットユーザーに広がった。

  広州、老夫婦が韓流ドラマ「太陽の後裔」の名シーン再現

  妻の願いをかなえようと、広東省広州市に住む張永勝さん(81)は最近、妻と共に人気ドラマや映画の主人公とヒロインに扮してウエディングフォトを撮影した。

  張さん夫婦のウエディングフォトには、人気韓国ドラマ「太陽の後裔」の名シーンも登場。仲睦まじい二人にうっとりとしてしまう。張さんには、妻と共にロマンチックな結婚式も挙げるという夢があるという。

 

(人民網日本語版)

 

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<企画>敬老の日でもある重陽節 多様で豊かな老後愉しむ中国の老人たち

新華網日本語 2016-10-10 10:48:23

  

   今年の10月9日(旧暦9月9日)は、五節句の一つで「重陽節」。古人は9を「陽数」(陽の数字=奇数)として、陽の重なる9月9日のことを「重陽」と呼んだ。

  中国は1989年、旧暦の9月9日を「老年節」(敬老の日)と定め、全国各地で、高齢者に関心を示し、サポートする様々な活動を展開している。そして、2013年7月1日から実施された「高齢者権益保障法」は、この日を「老年節」にすると明確に定めた。>>>詳細へ

  敬老の日に控え、中国の老人たちの多様で豊かな生活を見てみよう!

  30年間崖によじ登り植樹を続けた60代老人 荒山が緑林に見事に変身

  記者が初めて劉昌貴さんと会った時、彼は手に青い小さな袋を持ち、天台山に向かうところだった。天台山の何百畝(1畝は約6.67アール)もある土地に、彼は30年間、貴重な漢方薬材であるトチュウ(杜仲)の樹を植え続けてきた。天台山は四川省瀘州市にあり、麓から1千段近くもある石段を1段ずつ上がっていかなければならない。劉さんは、「いつも、数キロの重さの荷物を背負って山を上り下りしており、それを数十年間続けてきた。66歳になったが、この健脚で飛ぶようにスイスイ歩ける。私について来れる人は、若者でもほとんどいない」と話した。彼の最大の自慢の種は、30年前は一面荒れた山だった山頂に、今ではトチュウの樹が生い茂っていることだ。

  世界を感動させた植樹老人 洪水は森林を流しても信念は流されず

  今年7月末、観測史上最大の豪雨が河北省の多くの地域を襲った。山の中に建っている建物の殆どは倒壊し、かつて「世界を感動させた植樹老人」賈海霞さんと賈文其さんの二人が14年の時間を費やして育てた森林も今回の被害を免れることはできなかった。

  一人は両目を失明しており、もう一人は両腕がなかった。2002年より同県治里村に住む二人の障害者、賈海霞さんと賈文其さんはお互いの手と目になり植樹を始めた。彼らのすばらしい功績はネットユーザーを感動させた。その後、米メディア報道を通じて、中国国外のSNS上に拡散された動画の再生回数は100万回以上にのぼり、彼らは「世界を感動させた植樹老人」と呼ばれるようになった。

  「また1から始めればいい。また10年頑張れば次の新天地ができる」と賈文其さんは続けた。「植樹は必ずまた行う。ただ、どこに植えるか、どのように植えるかは検討している段階だ。私たちはまだ50代だし、まだまだ現役。10年かかろうと、もう一度やり遂げる自信は十分ある」とその決意を語った。

  24年間5角で朝食を売り続けるおばあちゃん

  今、5角(約7円5銭)で何が買えるだろうか?浙江省衢州市黄壇口郷の毛師花さん(83)は、ある学校の校門前で朝食を販売しており、芳醇な香りの豆乳や蛋餅(卵で作ったクレープ)、もち米団子をそれぞれ全部1個5角で売っている。毛さんの朝食はこの24年間一度も値上がりしたことがないという。地元の人々からは毛さんは親しみを込めて「朝ご飯のおばあちゃん」と呼ばれている。

  この24年間、物価は何倍にも高騰しているため、利益どころか逆に赤字となってしまっている。しかし、毛さんは全くそれを気にしていない。「赤字っていってもいくらよ。私たちは昔苦労したけど、今はお金もある。だから、みんなに食べてもらえばそれでいい。政府から年金をもらっているけど、国のために何かをしてるわけでもない。毎月それをもらえるだけで満足」と毛さん。

   医学モデル「模擬患者」を解明 シナリオは「カルテ」

  広さ十平米あまりの病室で、病衣を着た老婦人が、お腹を抱えて、苦しそうな表情をしている。1人の青年医師が入ってきて、彼女を診察し、問診を行う。医師が検査し終えると、この老婦人は突然元気になり「違うね。まだ質問していないことがある」と言ったり「検査する時の力加減はそうじゃない」と真剣な顔で問題を指摘し始めた。

  急性膵炎を「患った」この老婦人は、12年間もの間、このような一連のプロセスを繰り返してきた。これは決して医師に「言いがかり」をつけているのではない。彼女は標準模擬患者(SP)のひとりで、四川大学華西臨床医学院でトレーニングを受けたアジア初のSPだ

  ネットで話題沸騰の82歳のおばあちゃん 「元気いっぱいの日常と年齢は無関係」

  明るい陽光が窓越しに降り注ぎ、コーヒーの芳香に包まれたスターバックスの店内で、広州から中国の国土の半分を北上してきた王群晶さんがにっこりと笑顔を浮かべながら彼女の82歳にしてまるで28歳のような活力にあふれる私生活について話してくれた。

  あか抜けたファッションに身を包む彼女は、心も20代の若者と変わらない。ハリウッド映画を観るのが大好きて、娘と一緒に徹夜で韓流ドラマに夢中になり、カラオケに行って子供達とダンスを踊り、歌う。スポーツ番組も大好きで、バスケットボールの試合を観戦していると興奮のあまり躍り上がって狂喜することもある。シカゴ ブルズのファンである彼女は、試合観戦中ずっと解説者のように、「パス、早く回して、ランニングシュート、1、2、それっ!」や「パス!パス!抜け、抜け!後ろに回せ!」と我を忘れて叫ぶ。またその一方で、冷水浴や塩水を飲むこと、トレーニング、ヨガなどの身体にいい生活習慣を続けている

  81歳のハイカラ婆ちゃん、スター並みの写真を公開

  スターに肩を並べる気品をまとい、自信に満ちた着こなしをしている「ハイカラ婆ちゃん」たちがこのほど江西省竜虎山を旅行し、粋なファッションが皆をあっと驚かせている。お婆ちゃんたちは皆、高齢ダンスチームのメンバ―で、最高齢の人は81歳に達している。通りかかった観光客の多くが、「お婆さんたちとファッション比べをしても絶対に勝てない」と感心していた。

  無錫の101歳のおばあちゃん、海外旅行のためパスポートを申請

  8月26日、中国江蘇省無錫市公安局出入国管理部門は、同市在住の劉成心さん(101)にパスポートと香港澳門通行証を付与した。これで劉さんは同市で最高齢の出入国証申請者となり、長年保持されてきた94歳の記録を上回った。

  今までは、ずっと中国国内を旅行していたが、劉さんの子供たちは、母親を海外へ連れて行こうを計画を練っている。劉さん自身も海外旅行にとても行ってみたいと思っているという

  81歳ライダー、20年間の自転車一人旅で全国踏破

  80歳過ぎの項馬成さんは、自宅で家族団らんを楽しみ、晩年を穏やかに過ごすべきかもしれないが、実際にはほぼ毎日、屋外で自転車に乗って「遊び惚けて」いる。年に1、2回は数カ月におよぶ長距離自転車旅行を計画 実行し、旅行に出ていない時には、「朝に外出して夜に帰宅」のパターンで、近場を走っている。

  彼と愛車がたどった足跡は、国内各省(自治区 直轄市)を網羅し、総距離は100万キロメートルを上回った。さらに、彼にとっての自慢の種は、このように長年にわたって運動を続けているうちに、高齢となった彼の体力が、多くの若者より優れた状態を維持していることだ

  愛情込めた7本の動画、ダイヤモンド婚のプレゼント 昏睡状態が続いた妻が「蘇った」

  9月3日午後4時ごろ、数カ月もの間昏睡状態が続いていた老婦人 楊瑩澤さんの意識が、奇跡的に「蘇った」。

  楊瑩澤さんは2009年、ベッドから起き上がる時に転倒。その後自分でベッドから起き上がることはなかった。そして、ここ数年、彼女は意識をだんだんと失い、8カ月前から昏睡状態に陥った。それでも、2人の「ダイヤモンド婚式(結婚60周年)」記念に、8月31日午後1時ごろ、病院とコミュニティ老人委員会の支援を受け、劉さんは99本のバラを妻に贈った。昏睡状態の妻の眼から涙が溢れたのを見て、夫は思わず妻の頬を撫でながら、さめざめと泣いた。

  半身不随の妻を世話するため、自分の点滴キットを自作した高齢の男性

  微博(ウェイボー)でこのほど「半身不随の妻の世話をするために、おじいさんがこんな点滴キットを使ってた」と題する画像が話題になり、ネットユーザーから次々に「いいね!」が寄せられている。

  このおじいさんの名は楊度学さん。自分も点滴をしなければならない状態だが、妻の世話もしなければならないため、この点滴キットを自作したという。

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  「冬の成都は何てことはない。そもそも雪が降らないし」-やや震えた筆跡で、黄色く変色した紙に書かれたこの手紙は、6号室に入院している李河清さんの夫 呉自謙さんが妻に宛てて書いたものだ。妻への手紙はもう100通を超えている。医師や看護士から見ると、これらはまさしく「ラブレター」であり、送り主の呉さんにとっては妻を励ますための「メモ」である。

  呉さんの手紙の行間には、妻に対する深い愛情と強く思う気持ちが滲み出ており、周りの人間を感動させた。ある看護士がこのエピソードをネット上に投稿すると、感動の輪は無数のネットユーザーに広がった。

  広州、老夫婦が韓流ドラマ「太陽の後裔」の名シーン再現

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  張さん夫婦のウエディングフォトには、人気韓国ドラマ「太陽の後裔」の名シーンも登場。仲睦まじい二人にうっとりとしてしまう。張さんには、妻と共にロマンチックな結婚式も挙げるという夢があるという。

 

(人民網日本語版)

 

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