新華網北京10月1日(記者/孫辰茜)外交部の耿爽報道官は29日、定例記者会見で、中国はフィリピン新政府が麻薬犯罪取締り政策を優先することを理解して支持し、フィリピンと麻薬取締りへの協力を積極的に展開したいと表明した。
ある記者が次のように質問した。フィリピンのドゥテルテ大統領は最近、麻薬犯罪への厳格な取締りを理由に、米国と欧州連合(EU)の一部の人権組織から批判された。ドゥテルテ大統領は28日、彼自身が現在、全世界の人権組織が最も喜ぶ「スケープゴート」になっていると語った。これについてどう見ているか。
耿爽報道官は次のように述べた。中国政府は長期にわたり国際的な麻薬取締り協力も積極的に展開している。中国側はフィリピンの新政府がドゥテルテ大統領の指導のもとで、麻薬犯罪取締りを優先させる政策を理解して支持し、フィリピンと、麻薬取締り協力を積極的に展開し、このために共同行動計画を策定したいと考えている。
(新華社より)
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