新華社北京9月7日(記者趙楠)中国外交部の華春瑩報道官は6日、定例の記者会見で「G20杭州サミットは予定の目標を達成した」と評価した。
華報道官は以下のように述べた。今回のサミットは、世界経済の成長とG20のモデルチェンジの重要な時期にあたり、国際社会の注目を集め、各方面からの高い期待が寄せられた。中国側はみんなの期待にこたえて、各側を『革新的で、活力ある、連動した、包摂的な世界経済の構築』というテーマをめぐり、世界経済の成長と協力について討議させ、多くの重要な共通認識に達することができた。
その上で、華報道官以下のように紹介した。今回のサミットは『G20杭州サミット公報』を採択し、G20が協力して発展する方向、目標、措置を明確にし、世界経済の成長を推進するための『杭州共通認識』を達成した。また、サミットは『G20の革新的な成長の青写真』を採択し、根本から世界経済の持続可能な開発の道を探求して、世界経済成長ための長期的な底力を全面的に高めようと決心した。そのほか、サミットは『世界貿易の成長戦略』と『G20世界的な投資政策の指導原則』を制定した。また、今回のサミットでは初めて、発展に関する問題をグローバルなマクロ政策の枠組みの重要な位置に置いた。また、初めて国連の『持続可能な開発のための2030アジェンダ』について行動計画を制定した。さらに、気候変動対策の新たな枠組みである『パリ協定』の早期発効をリードする役割を果たした。
(新華社より)
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