新華網ニューヨーク9月1日(新華社記者/王乃水 商洋)注目を集める20カ国・地域グループ(G20)杭州サミットがまもなく中国・杭州で開催される。当地の専門家は記者のインタビューに応じた際、当面の世界経済が回復する形勢は非常に複雑で、世界の主要経済体が協力を強化し、世界経済の安定的な成長を力を合わせて推進するニーズがますます切迫しており、まもなく開催されるG20サミットが世界経済のガバナンス協力の面で積極的な進展を得られるようを期待しているとの見方を普遍的に示した。
米・ラトガース大学商学院の特任教授、 Falloch・Contractor氏は、経済学の観点から言うと、経済のグローバル化による収益はコストよりもはるかに大きいので、まもなく開かれるG20杭州サミットでは、各国の指導者が意思疎通と協調を強化し、投資や貿易などを含む世界経済協力を引き続き推進して、世界経済の安定的な成長を推進していくべきだと語った。
米・コーネル大学で不動産金融工学を専門とする劉鵬助教授は、経済のグローバル化及び国際事務に対する中国の参与度がしだいに高まるに伴い、中国の提起した議題が国際的な議題と相重なる傾向はますます明らかになっている。世界経済の 協力・連携を強化することは、中国の利益に一致し、また世界の利益にも一致すると語っている。
(新華社より)
関連記事:
新華社評論員:協力とウィンウィン、「包括・連動式発展」を推進——20カ国・地域グループ杭州サミットの展望(二)