月餅の新国家基準(GB/T19855-2015)は昨年12月から実施され、以前の国家基準に比べ、より「中身」を重視している。月餅は「地域ごとの味の特徴による分類」から「種類ごとの特徴による分類」に修正された。そのほかにも、人気の「蓮蓉月餅」は、ハスの実があん全体の60%を下回ってはならず、ハスの実が100%使われている商品のみ純粋な蓮蓉月餅と表示できるとしているほか、「栗蓉月餅」は、栗があん全体の60%下回ってはならない等規定されている。広州日報が伝えた。
また新基準では「広東風月餅に使用するナッツに関して、5種類のナッツを加工したあんを使用した月餅を広東風五仁月餅とする」とあり、必ずしもクルミ、アーモンド、ピリナッツ、ヒマワリの種、ゴマという5種類のナッツに限定されないことになった。
このほかにも、果物を使った月餅は、使用される果物があん全体の25%を下回ってはならず、肉や肉製品を使った月餅は、使用される肉または肉製品があん全体の5%を下回ってはならないとしているほか、海産物を使った月餅も、使用される海産物があん全体の5%を下回ってはならないと規定されている。
(人民網日本語版)
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