第6回「アフリカ開発会議」(TICAD6)が28日、ケニアの首都ナイロビで閉幕しました。オブザーバーとして中国代表団を率いて出席した張明外務次官は会議後、インタビューに応じ、「アフリカに対して各側は約束を守り実行に移し、アフリカの人々に実利をもたらすべきだ」と強調しました。
張外務次官は、また「アフリカ協力のリーダーの一員として、アフリカへの協力パートナーは多いほどよいと思っている。各国がアフリカの経済と社会の発展に参与し、共に栄え発展していくことを歓迎する。アフリカでは関連の会議やスローガン、約束などは決して少なくないものの、行動と実行が足りない」と指摘しました。
更に「中国とアフリカの協力が今日まで続きアフリカの人々の心にまで届いたのは、大量な協力プロジェクトを実施したからだけではない。最も根本的な理由は、アフリカを尊重し、対等に協力を進めてきたことにある。各国の対アフリカ協力も尊重と対等を堅持すべきで、自らの意思を無理やりアフリカに押し付けてはならない」としました。その上で、「アフリカ協力を行う各側は、団結してアフリカの持続可能な発展を共同の目標にすべきだ」と述べました。
(中国国際放送局)
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