外交部の陸慷報道官は16日、北京で行われた定例記者会見で、「中国は、周辺外交では東南アジア諸国連合(ASEAN)を最優先にし、中国・ASEAN関係が更に高いレベルにまい進していくよう推し進めていきたい」と述べました。
その際に陸報道官は、「今年、中国とASEANは対話関係樹立25周年を迎え、新しい発展のチャンスに恵まれている。来月、ラオスで開かれる東アジア協力首脳会議の一環として、第19回中国・ASEAN首脳会議、すなわち中国・ASEAN対話関係樹立25周年記念サミットが行われる予定だ。中国は周辺外交では終始ASEANを最優先にしており、ASEAN共同体の建設を支持し、ASEANが地域協力における核心的な地位であることも支持している。対話関係樹立25周年を契機にASEANと共に9月の記念サミットを成功させて、中国・ASEAN関係がさらに高いレベルにまい進していくよう推し進めていきたい」と述べました。
(中国国際放送局)
関連記事:
中国外交部報道官:G20の発展問題に対する注目は杭州サミットにより強いシグナルを発信