新華網ロンドン8月19日(記者/張家偉)英国政府はこのほど、同国東北部海岸の対外海域に大型洋上風力発電所を建設する開発計画を批准し、完成後は世界最大の洋上風力発電所になることを明らかにした。
英国政府によると、この風力発電所はヨークシャー郡の海岸から89キロ離れた海域に位置し、面積は大ロンドン(Greater London)区域の約3分の1に相当する。このうち、300台にも上る大型洋上風力発電機は、プロジェクト計画全体の発電能力が1,800MW(メガワット)に達し、風力発電所の完成後は約180万世帯の英国の家庭に「低炭素電力」を提供できる。同プロジェクトはデンマークの会社が請け負う。
グレッグ・クラーク(Greg Clark)英ビジネス・エネルギー・産業戦略相は声明で、過去数年間の英国における洋上風力発電産業の成長態勢はとてもすばらしく、英国もクリーンで、コストの効率化に一致し、しかも安全なエネルギー体系の構築に一貫して取り組んでおり、風力発電産業への支援はこの目標を達成するための重要な措置の1つだと伝えている。
(新華社より)
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