新華網北京8月6日 中国国防部新聞局は5日に日本の新任防衛相の関係発言について記者の質問に返答した。
質問:日本のメディアの報道によると、日本の新任防衛大臣・稲田朋美氏は4日に多くのメディアのインタビューを受けた。南京大虐殺事件に関する質問に対して、稲田朋美氏は「『百人斬り』(どちらが早く100人斬るかを競った行為)はなかったと思っている」と述べた。中国国防部はこれに対してどう答えるか。
答え:日本の新任防衛相・稲田朋美氏の発言に強い憤りを覚える。70数年前、日本軍が第二次世界大戦期間に世間をぞっとさせる「南京大虐殺」を作り出し、非人間的な残虐きわまる「殺人競争」を行った。これには動かぬ証拠があり、疑う余地はない。
日本の防衛相が歴史を顧みず、公の場で上述の事実を否認した。その目的は、日本の侵略の歴史を美化し、国際秩序に挑戦し、「軍国主義」のために招魂するに他ならない。我々は、歴史を正しく認識することが歴史問題解決の基礎であり、歴史を改竄することは、歴史の二の舞いを演じるに違いない。歴史を否認すれば、中日関係の未来はないと指摘しなければならない。(翻訳/呉寒氷)
(新華社より)
関連記事: