新華網北京7月6日 京華時報によると、7月4日に記者は、情報セキュリティー担当者が最近、アンドロイド(Android)システムの不具合が原因で、フルディスク暗号化機能がサイバー攻撃によって解除されることを確認したという情報を得た。
研究によって、最新のアンドロイドの不具合は数億台の端末に影響する可能性があり、且つクアルコム製プロセッサを搭載した端末はこの被害をより受け易いことがわかった。この安全性の問題の根本的原因はAndroidのカーネルの不具合とクアルコム製プロセッサにある。Android5.0以上のバージョンのシステムで、フルディスク暗号化機能のあるスマートフォンはすべてリスクに晒されている。
研究員によると、サイバー攻撃を受ける恐れのあるスマートフォンはグーグルが5月に公表した即効性のあるセキュリテーィソフトのアップグレードを行っていないという。多数のスマートフォンにアップグレードの通知が届いていないため、半数を超えるアンドロイド端末がハッカーに狙われている。研究者が実施した端末テストのうち、この不備を完全に回避できるのはグーグルのNexusシリーズとサムスンのGalaxyシリーズだけとなっている。
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