ジュネーブに本部を持つ国際移住機関(IOM)は1日、165のメンバー国が同機関が国連関連機構に加入し、国連傘下の新たな専門的国際機構になることを支持していると発表しました。
IOMの報道官はこの日の記者会見で、「IOMのスウィング事務局長はできるだけ早くこの決定を国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長に報告する予定だ。国連総会の批准を得られれば、今年9月にも動きが期待される」と述べました。
IOMは1951年に成立した世界の人口移住問題を専門的に取り扱う政府間における国際機関で、人道的かつ秩序ある移民流動の確保、国際移住協力の促進、実行可能な移民問題の解決案模索、移住需要のある移民に対する人道主義支援の提供などをその主任務としています。
(中国国際放送局)
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