新華網東京6月29日 (記者/華義)日本・東京電力(略称『東電』)は28日報告を発表し、福島第一原子力発電所で停電事故が発生し、原子炉周辺に地下水が流入するのを減らすために建てられた「凍土遮水壁」の冷却装置の一部が停止したが、停電は原子炉の冷却装置への影響はないと伝えた。
東電は次のように伝えている。停電事故は28日未明の4時頃に発生し、現在も復旧しておらず、当社は現在早急に停電の原因を調査中だ。停電は「凍土遮水壁」の一部の冷凍装置と汚染水処理装置に影響を与え、「凍土遮水壁」を凍らせる役割を負う冷却装置22台のうち14台が停止し、残りの8台が稼働している。東電によると、停電は目下すでに凍らせた「凍土遮水壁」の温度に影響はなく、稼働を停止した汚染水処理装置に異常は見つかっていないという。
(新華社より)
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