新華社ワシントン6月21日(記者/林小春)世界のスーパーコンピュータの性能ランキング「TOP500」最新版が20日に公開され、中国独自のチップを使用して製造した「神威太湖之光(Sunway TaihuLight)」が「天河二号(Sunway TaihuLight)」に代わって初めてトップに立った。性能ランキングにランクインした中国のスーパーコンピュータの数も米国を抜き、史上初の1位になった。
同日に公表された「TOP500」ランキングによると、「神威太湖之光」の計算速度は毎秒93ペタフロップス((1ペタフロップスは 毎秒1000兆回の浮動小数点演算を実行できる性能)で、速度が第2位の「天河二号」の2倍近くになっただけでなく、効率も3倍向上した。さらに重要なことは、「天河二号」がインテルのチップを使用しているのと異なり、「神威太湖之光」は中国独自の知的財産権を保有するチップを使用している点だ。
(新華社より)
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