ボストン コンサルティング グループ(BCG)が先日発表した報告によると、2015年に世界の百万長者(米ドル基準)世帯は5%増加し、1850世帯となった。世界の富の47%がこうした人々によって占められている。この割合は2020年には52%に増加すると見られ、貧富の格差が拡大傾向にあることが分る。新華社が伝えた。
報告によると、資産100万ドルに満たない人々が占める世界の冨の割合は2015年の34%から2020年には29%に低下する。米国では資産2000万ドルを超える富豪が占める同国の富の割合は2015年の24%から2020年には27%に増加する。
報告によると、世界の百万長者はアジア(日本を除く)で最も増加しており、百万長者家庭の占める割合の増加率は17%。西欧諸国は11%、北米は1%足らずで最も少なかった。北米の富豪増加率は多くないが、人数では米国が依然世界首位(800万人)で、中国が2位(210万人)、日本が3位(110万人)だった。
(人民網日本語版)
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