リオデジャネイロ五輪組織委員会と地元政府の医療関係者が7日記者会見を行い、「ジカ熱ウイルスの感染はこの数週間で大幅に減少している。五輪とパラリンピックの開催期間は涼しい気候であるほか、複数の対策が講じられたことから、感染の危険性はゼロに近い」と明らかにしました。
涼しく、乾燥した気候条件では、蚊の数自体が少なくなり、それを媒介とするジカ熱ウイルスの感染も減るものとみられています。
ブラジルでは、2015年4月にジカ熱の感染が報告されました。ジカ熱はブラジルを含め、これまで58の国や地区に感染が広がっていると世界保健機関(WHO)が伝えています。ジカ熱ウイルスは主に蚊が媒介して感染するほか、不適切な性行為も感染ルートの1つとされます。
(中国国際放送局)
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