新華網北京5月27日 (記者/韓潔、申鋮)外部に懸念される中国政府の債務リスク問題について、財政部は26日、次のように回答した。全体を見ると、中国政府の債務水準は依然としてEUの60%の警戒ラインを下回り、政府債務は依然として一定の空間があり、地方政府債務のリスクも全体的に制御できている。
財政部の関係者の説明によると、2015年末時点で、中国が予算管理に入れた中央政府債務は10兆6,600万元、地方政府債務は16兆元で、2つを合わせた全国の政府債務は計26兆6,600万元で、GDPに占める割合は39.4%となっている。
財政部は中国政府はこの債務水準はEUの60%の警戒ラインを下回り、現在の主要市場経済国と新興市場国の水準(例えば、日本は200%を超え、米国は120%を超え、フランスは120%前後、ドイツは80%前後、ブラジルは100%前後)よりも低いと指摘した。
(新華社より)
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