新華網アルマトイ5月27日(記者/周良 苗壮)カザフスタン、ラトビア、タジキスタンなどの国の高官は25日、中国が提唱する「一帯一路」提案は沿線諸国に新しい機会をもたらすと相次いで表明した。沿線諸国はこの機会を捉え、相互協力を強化し、共同発展を実現すべきだ。
アスタナ経済フォーラム(AEF)は同日、カザフスタンの首都アスタナで開幕した。多数の国の高官がこの経済フォーラムの枠組みのもとで開催される「一帯一路とユーラシア経済同盟(EEU)との連携」というサブフォーラムで発言した際に、「一帯一路」提案に次々と提言し、献策した。
カザフスタン経済省のザクサレコフ副大臣は「一帯一路」提案は、欧州アジア経済同盟に多くの接点を作ると述べた。ザクサレコフ副大臣は双方が連携を通じて各国の経済発展を実現し、欧州とアジア各国間の貿易交流を促進することを希望している。ザクサレコフ副大臣は「一帯一路」提案は、ユーラシア経済同盟(EEU)とともに、貿易、関税の障壁撤廃、交通及びインフラ建設などの方面で協力を展開する。
タジキスタン経済発展・貿易省の高官は、「一帯一路」提案は重大な機会と新しい理念を生み出し、中央アジア各国はこの機会を捉え、より多くの責任を担い、相互協力を強化し、ビジネスチャンスを共同で探し出すべきだ。中央アジア各国はシルクロード経済ベルト建設において、不可欠な役割を演じる。これらの国はシルクロード経済ベルトの精神と提唱を容認している。中央アジア各国が中国との協力を展開することは、シルクロード経済ベルト建設により多くのエネルギーを注入する。
ラトビアの福利厚生省のウルディス・オグリス大臣は、次のように述べた。「一帯一路」提案はユーラシアランドブリッジ(一般的にヨーロッパとアジア国際物流ネットワークを指す)の建設を促進し、ユーラシアの各国は欧州アジア交通の回廊建設から膨大な利益を獲得できる。沿線各国は共同の利益をベースに、シルクロード建設で遭遇するボトルネックを排除する必要がある。
ユーラシア開発銀行(EDB)のスマ・チャクラバルティ総裁は「一帯一路」提案を着実に実施するためには、開発的な銀行の支援を得る必要があり、「一帯一路」提案とユーラシアランドブリッジの建設において、開発的な銀行には巨大な発展空間があると述べた。
(新華社より)
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