ミラノで執務する中国とイタリアの警察官
●準備:イタリア警察、事前指導のため専門家を中国に派遣
王処長は、「双方が合意に達して覚書を取り交わした後、公安部は全国公安機関外国語人材バンクから、公安業務に長け、国際法律執行業務の経験をある程度備え、イタリア語と英語を操る警官4人(各言語2人ずつ)を選び、語学 業務トレーニングを事前に実施した。その際には、イタリア警察に要請し、指導にあたる専門家を中国へ招いした」と話した。
選ばれた4人の警官は、昨年9月15日から今年1月15日まで、北京外国語大学で語学 業務トレーニングを受けた。その後、ローマ市警察が警務専門家を中国に派遣、4人に対して、イタリア警察の体制、法律法規、現地の一般常識について講義した。