新華網北京4月29日 王毅外交部長は28日、アジア相互協力信頼醸成措置会議(CICA)第5回外相会議の後、次のように表明した。今後2年間、中国側は1回目の議長国任期中に得た有益な経験ややり方を基礎として、引き続き以下の任務を重点的且つ着実に展開していく。
一点目は加盟国との協議を踏まえて、2018年に開催予定のCICA第5回サミットの準備を行うこと。
二点目は国連総会の開催期間中にCICA非公式外相会合を行い、外相レベルの交流の勢いを維持すること。
三点目はCICA非政府フォーラムやシンクタンクフォーラムを引き続き行い、アジアの安全保障枠組みの構築に関する共同認識を凝集することに重点を置くこと。
四点目はアジア文明対話大会を適時に開催し、アジアの多元的な文明について互いに学び・参考にして共に発展していくことを奨励すること。
五点目は各当事者が軍事・政治、麻薬取締、中小企業の発展といった分野での信頼醸成措置に関する行動計画の着実な実施を推進し、中国側が金融、農業などの分野における信頼醸成措置実施の調整国に就任し、加盟国の大学生による芸術祭を開催すること。
六点目はCICAの対外往来の拡大を引き続き推進し、CICAの開放性と包容性をいっそう強めること。
(新華社より)
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