新華網ビエンチャン4月24日(記者/栄忠霞)中国の王毅外交部長は23日、ラオスのサルムサイ外相との会談を行った後、共同記者会見に臨み、次のように表明した。中国側はラオスが南中国海問題で客観的かつ公正な立場と態度を貫いていることを称賛する。双方は以下のような共通認識に達した。南沙群島の一部島礁にみられる紛争は中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の間の紛争ではなく、中国とASEANの関係に影響を与えるべきではない。主権国家は国際法により紛争を解決する方式を自主的に選ぶ権利は尊重されるべきだ。ラオス側は、中国側が『国連海洋法公約』の第298条により発表した排除性の声明を理解する。各方面は直接当事国が『南中国海各方面行為宣言』第4条の規定により、友好的な協商と交渉で、平和的に領土と海洋紛争問題を解決し、南中国海の平和と安定を守ることを支持すべきだ。(翻訳/王珊寧)
(新華社より)
関連記事: