新華網北京4月22日(記者/侯麗軍)国務院の李克強総理は21日午後、北京の中南海紫光閣で中印国境問題特別代表第19回会合に出席するため訪中した中印国境問題のインド側特別代表で、インドの国家安全保障顧問のドルバル(Doval)氏と会見した。
李克強総理は次のように表明した。中印国境問題特別代表会合をスタートさせてから、双方の相互信頼の増進や共通認識の拡大のために建設的役割を発揮してきた。我々は引き続き中印関係の大局から出発し、外交ルートを通じて、平和的な方式で国境問題を適切に解決するよう研究討議すべきだ。公平・合理で双方が受け入れられる解決案を見つけ出す前に、必ず食い違いを適切に管理・コントロールして、国境地域の平和と安定の維持に共同で取り組まねばならない。これらは両国が経済貿易協力を深く推進させるために安定的な期待を与えることもできるだろう。
ドルバル氏は次のように表明した。印中関係は積極的な進展を得ており、両国は経済発展という困難な課題に直面し、また協力の展開という巨大なチャンスも有している。インド側は中国側と上層部の往来を強化し、経済、安全などの各分野の協力を深め、国境問題を適切に処理し、両国関係がさらに大きな発展を遂げるよう推し進めてゆきたい。
(新華社より)
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