新華網北京4月14日(記者/靳若城)中国外交部の陸慷報道官は13日の定例記者会見で、最近ラブロフ・ロシア外相の南中国海問題に関する発言を積極的に評価した。
ロシアのラブロフ外相は12日、中国、日本、モンゴル国の記者を招いてロシア外相のアジア歴訪のブリーフィングを開いた時、次のように示した。南中国海問題のすべての当事国は、双方も納得できる政治的・外交的な解決ルートを引き続き求めていくべきだ。直接関係のない当事国は如何なる干渉手段と問題の国際化への企みを停止すべきだ。南中国海問題に対するいたずらに騒ぎ立て、問題を国際化しようとする企みはすべて無駄な行いだ。
「中国側はロシア側の上述の姿勢を積極的に評価している。」と陸慷報道官は語った。
陸慷報道官は次のように表明した。本当に南中国海の平和と安定に関心を寄せる如何なる国と人士は、中国と直接関係の当事国が国際法に基づき、二国間協定と『南中国海各側行動宣言』の規定に照らし、交渉協議を通じて紛争を解決することを支持すべきだ。
陸慷報道官は、如何なる域外の国と組織が南中国海問題を煽りたて、時局の緊迫を誇張し、当地域各国の関係に水を差す行為は建設的なやり方とはいえなく、南中国海問題の処理を正常な軌道から引き離すと述べた。(翻訳/謝艶)
(新華社より)
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