キーワード3：「民泊」がブームに
清明節連休に花見を楽しむ観光客が増えたことで、旅行先周辺の民宿 簡易旅館市場も、熱い注目を浴びている。旅行専門家は、「一般的に、満開を迎えた花の名所は、都市から離れた郊外に集中している。これらの地域では、民宿や簡易旅館が多勢を占めており、多くの観光客が、花見を楽しんだ後に利用している」と説明した。
携程旅行の宿泊施設関連データによると、4月1日から5日まで、民宿 簡易旅館の予約件数は、前年同期比50％以上増加した。このうち、武漢、桂林、洛陽三地の増加率が最も高く、軒並み80％を上回った。
清明節連休の宿泊予約状況を見ると、ホテル予約件数が最も多い国内旅行先トップ10は、上から順に、上海、北京、杭州、南京、厦門、武漢、蘇州、広州、西安、三亜。北京と上海がトップ2を占めたことは、例年と変わりない。杭州、蘇州、武漢は、お花見シーズンであることから、トップ10にランクインした。
キーワード4：「南方への旅行」が人気
毎年春になると、国内観光客が南方に旅行する傾向が大きくなる。携程旅行の航空券関連データから人気目的地を見ると、国内の人気旅行先は、北京 上海 広州 深セン四都市のほか、杭州、南京、厦門（アモイ）、武漢、長沙など多くの南方都市が名を連ねた。
海外の人気旅行先は、ソウル、東京、バンコク、大阪、プーケット島、チェンマイの六地方を訪れる観光客は軒並み、前年同期比倍増、まったく衰えを見せない中国人観光客の海外旅行ブームが顕示されている。
注目すべきは、昨年末以来、ベトナムのニャチャンが中国人観光客の熱い視線を集めていることだ。清明節連休中にニャチャンを訪れる観光客は、前年同期比300％以上増加した。
（人民網日本語版）
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