新華網北京3月23日(記者/靳若城)中国外交部の華春瑩報道官は22日の定例記者会見で、フィリピンの漁船がこのほど、中国の黄岩島海域で相次いで違法活動に従事しているから、中国側は主権と関係海域の安全・秩序を擁護するために黄岩島海域に対する管理を強化しなくてはならない、と表明した。
フィリピンのメディアの報道によると、1隻のフィリピン籍漁船のキャプテンは、同漁船が3月上旬に黄岩島付近で漁獲をしたところに二度と中国海警船からの警告、追払い、衝突を受けたと語ったという。近頃、アメリカ海軍作戦部長も米軍側がいくつかの中国水上船舶が黄岩島海域で活動を行っていることを見つけたと示した。
これを受け、華春瑩報道官は次のように示した。黄岩島は中国の固有領土である。このほど、いくつかのフィリピンの漁船が中国の黄岩島海域において、潟湖に不法突入して関係海域で不法漁獲をしたり長時間の不法滞在をしたりするなどの違法活動を相次いで行っている。
華春瑩報道官は次のように述べた。中国公務船は法に則って違法したフィリピンの漁船に退去を勧告したが、フィリピンの漁船が管理に従わず、何人の漁船にいた船員は大鉈を振るったり燃焼物を投げつけたりするなどの方式で挑発し、中国側の法執行員と公務船に攻撃をかけ、公然と中国側の法執行に抵抗し、黄岩島海域の安全と秩序を大いに脅かしたのだ。それゆえに「中国側は主権と関係海域の安全・秩序を擁護するために黄岩島海域に対する管理を強化しなくてはならない。」(翻訳/謝艶)
(新華社より)
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