新華網北京3月22日(記者/靳若城)中国外交部の華春瑩報道官は21日の定例記者会見で、米国とフィリピン(米比)の協力が第三国を標的にしてはならず、さらに他国の主権と安全面の利益を損なうべきではないと表明した。
報道によると、米比は18日、外交・国防担当高官による年度戦略対話を行い、双方は『防衛協力強化協定』の中で米軍艦艇・軍機が駐留可能な軍事基地5箇所をめぐり、共通認識に達しており、フィリピンは米軍に対して、「南中国海に近い」軍事基地への寄港を解禁したという。
華春瑩報道官はこれについて次のように示した。米比の協力は第三国を標的にしてはならず、さらに他国の主権と安全面の利益を損なうべきではない。
「私はまた指摘したいのは、米軍側が最近、いわゆる南中国海の『軍事化』をしょっちゅうやり玉にあげているが、このように南中国海の周辺地区で絶えず軍事配備を強化する行為が軍事化に当たらないのか。これについて米軍側に説明して欲しい。」と華春瑩報道官は語った。(翻訳/謝艶)
(新華社より)
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