新華網コペンハーゲン3月17日(記者/石寿河)『解密』、『暗算』、『風声』など著作の中国のミステリー小説作家、麦家は15日、デンマークの首都コペンハーゲンで当地の読者と対面した。麦家は中国の文学作品を世界で売り出すためには、外国人の読者にわかり易いように題材を取捨選択する必要があると語った。
コペンハーゲン中国文化センターの招待を受けて、麦家は当日、文化センターで「文学を使者にする」と題した交流活動を催した。彼の作品は西側で出版された後、大きな反響を呼んでいるが、麦家は中国人作家の海外での市場効果は現時点でまだ形成されていないと考えている。麦家は次のような見解を示した。原因は第一に、西側の読者と中国の読者の審美眼が異なる。第二に、地域性が強く、深遠な歴史文化背景のある作品は、西側の読者が読んで理解することが難しい。「西側の読者が辞書を片手に小説を読むことがあってはならない」と麦家は語る。麦家はまた、中国の文学作品を世界で売り出すためには、必ず題材を取捨選択する必要があると指摘した。
(新華社より)
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