新華網北京3月4日(記者/石昊 葉前 劉敏)全国人民代表大会の代表で、腾讯(テンセント)の董事局主席兼CEOの馬化腾(Pony Ma:ポニー・マー)氏は、ApplePay(iPhoneによる決済サービス)と微信支付(WeChat Payment 微信決済)による「正面衝突」は成り立たず、今後微信は「 揺一揺 ( シェイク)」「掃一掃 ( QRコードのスキャン)」を除いて「貼一貼(キャッシュカードを携帯電話に貼り付けて決済を行う機能)」も打ち出していくとの見方を示した。
馬氏は、ApplePayは第三者支払方式には属しておらず、銀行の伝統的なPOS端末機でカード決済される「インターネット化」されたものだ。近距離無線による通信技術を通じて、携帯電話の「貼一貼」は銀行カードによる決済のカード不使用化を実現するものとみなしている。
現在、Appleはすでに大手銀行10数社と提携を展開している。馬氏は「Appleとの提携を通じて、銀行もインターネットを抱擁しています。」と語っている。
それ以外にも馬氏は、微信は海外市場を積極的に開拓しつつある。腾讯は現在インドで現地のパートナーを探しており、WhatsAppなどの国外の通信ツールに対抗するため、差異化製品やサービスを研究開発しているところだとも漏らした。
(新華社より)
関連記事: