新華網北京3月1日(記者/靳若城)中国外交部の洪磊報道官は29日の定例記者会見で、東南アジア諸国連合(ASEAN)非公式外相会議に関連する質問に答えた際、圧倒的多数のASEAN諸国は南中国海問題をあおることに賛成しないとこの会議が表明したと述べた。
今回のASEAN非公式外相会議は2月26日から27日までラオスで行われた。
洪磊報道官は次のように述べた。南中国海問題は中国と一部のASEAN国家との問題で、中国とASEAN間の問題ではない。当面、中国とASEAN諸国との共同な努力の下で、南中国海の情勢が全体的な安定を保っている。各側が『南海各側行動宣言』という枠組みを全面的かつ効果的に実施しているうえ、海上での実務的な協力を深め、積極的かつ安定的に『南海行動準則』の交渉プロセスを推進し、絶えず積極的な進展を遂げている。
洪磊報道官は、関連国に中国側と向き合って、交渉と協議を通じて関連紛争の解決を堅持し、南中国海地域の平和と安定を共に維持することを期待していると述べた。(翻訳/謝艶)
(新華社より)
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