毎年発表される世界軍事力ランキング(GFP)によると、米国、ロシア、中国は今回もトップ3をキープした。ロシア・スプートニクが2月16日に伝えた。
米国は首位をキープし、ロシアと中国が続いた。米国は軍事費でその他の国を突き放した。これは米国が昨年のランキングで首位になった重要な要素だ。
GFPの専門家は、武装部隊の現代化、ロシア軍事工業総合体の軍事装備の生産・調達の拡大は、ロシア軍の軍事力強化の要因となったと指摘。ロシアの戦車保有数(1万5398台)は、米国(8848台)のほぼ2倍だが、軍機(3547機)は米国(1万3444機)を下回る。中国の戦車保有数は米国より多いが、ロシアより少ない。
同ランキングの4位はインドで、トップ10には英国、フランス、ドイツ、トルコなどが名を連ねた。
ランキングは、国防費、空軍・海軍の実力、自然資源の採掘量、国の後方支援能力、港湾と使用中の空港の数、道路の長さなど、50数項目によって導き出される。人的資源は格付けにおいて特に重視される。同ランキングは各国の核兵器の潜在力、軍事・政治指導層の特徴を反映していない。
(チャイナネット)
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