独ユリウス・マクシミリアン大学ヴュルツブルクの研究者は、人の味覚が気持ちの影響を受けやすいことを明らかにした。環球網が伝えた。
研究者は被験者を3組に分け、楽しそうな動画、悲しそうな動画、そのどちらでもない退屈な動画という3種の動画を見せた。被験者は動画の視聴後、異なる味の食べ物を食べた。その結果、退屈な動画は被験者の味覚に影響を及ぼさなかったが、楽しそうな、もしくは悲しそうな動画を見た被験者は、油っこさ、甘味、酸味、苦味などの味を正確に判別できなかった。つまり気持ちが高ぶると高カロリーの食品の油っこさに鈍感になり、甘味、酸味、苦味に敏感になるというのだ。また研究者によると、情緒は美味しい食べ物への欲望に影響を及ぼすという。そのためストレスがたまりイライラしている時には、数個のアイスだけでは満足できなくなる。
(人民網日本語版)
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