新華網北京2月4日 日本・安倍晋三首相は2日、衆議院で前経済再生担当相兼経済財政政策担当大臣の甘利明氏の収賄の件に対し謝罪した。安倍首相は、「私は首相として閣僚の任命責任を負っている。私の任命した閣僚の交代という事態に至ったことは、国民の皆さんに誠に申し訳ないことだと思っている。」と述べている。日本・衆議院は当日、甘利氏の継任者である石原伸晃氏に経済の施政理念について聞き取ったという。日本メディアは先月、甘利氏が千葉県白井市のある建築業者のために経済的な紛争を「処理」したとして、後者から現金の賄賂を受け取っていたことを暴いていた。甘利氏は1月28日に責任をとって辞任すると発表していたが、受け取った現金が賄賂にあたることは否定している。甘利氏は今年66歳.。安倍首相の腹心と言われている大臣で、外部から「アベノミクス」のトレーダーとみなされている。アナリストは、甘利氏の辞任は安倍内閣への信用及び安倍内閣が力強く推し進める「アベノミクス」に打撃を与えるものとみなしている。
(新華社より)
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