チャート製作:大巣
〇全世界に広がる中国「正月の味」
独特の風習をもち、中華民族の歴史 文化の「生きた証」である中国の「春節(旧正月。今年は2月8日)」に対する世界からの関心は、年々高まっている。赤いランタンや春聯(玄関に飾る正月飾り)など、春節ならではの伝統用品も、日増しに人気が高まり、今や世界中で販売されている。
欧州最大規模の中華街の一つであるイタリアミラノのチャイナタウンは、すでに春節ムード満開だ。店頭には、豆腐、ソーセージ、小麦粉など春節に欠かせない食材は全て揃っており、中国人が経営する一部スーパーでは、春聯や赤いランタンなどの正月用品も販売されている。多くの古くからの華僑が住む米ニューヨーク マンハッタンのチャイナタウンでは、春節を祝う雰囲気がいっそう濃厚に漂っている。多くの飲食店は、「年夜飯(旧暦大晦日に家族で楽しむ豪華な食事)」の予約広告を出し、通りの両側にある手芸用品店にも、多くの春節に関係する小物が売り出され、道行く多くの人々を魅了している。
米国では、多くの店舗が、貿易会社経由という従来のルートで商品を仕入れているが、国内のプラットフォームから直接仕入れている店も一部ある。華僑が集まるチャイナタウンで、便利に正月用品を手に入れることできるほか、米国人がこよなく愛するショッピングサイト「アマゾン」も、かなり豊富な品揃えで、お年玉袋、春聯、赤いランタンなど何でもそろっている。アマゾンに出している店舗の多くが、中国人が経営している点は、注目に値する。彼らは、アマゾンの「グローバル オープン」計画によって、オンラインショップを米国や欧州で開いており、世界各地に住む人々が、アマゾンを通じて中国製品を入手することができる。
(人民網日本語版)
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