子供のころから寒さに強い体作り
日本では、女性だけでなく男性も薄着。そして、幼稚園の子供たちも例外ではない。多くの大人が、シャツにセーター、そしてコートを着てマフラーをすれば冬を過ごせる。中には、だらしないと見られることを恐れ、コートは着ずに、スーツだけを着て、就活している若者もいる。
中国でも人気のアニメ「一休さん」でも、冬にも関わらず太ももから下をむき出しにして、お寺で修行している一休さんの姿が多くの人の脳裏に焼き付いている。「日本人は子供のころから寒さに耐えられるよう鍛えられている」、「日本の親は子供を鍛えるために意識的にそうしている」という声も聞かれる。
筆者の友人・山口さんには今年4歳になる息子がおり、「幼稚園の子供はみんな薄着。子供はたくさん走ったり、遊んだりするので、たくさん服を着ていたら邪魔になる。裸足で遊んだほうが、滑ってこけるのを避けられる」と話していた。