四、その他
1、 戦域高高度域防衛
システム「THAAD」 戦域高高度域防衛システム「THAAD」は、米国が研究開発した弾道弾迎撃ミサイル(ABM)システムで、迎撃可能高度は約150キロメートルに達し、大気層の高さを上回った。2015年末、日本・中谷元防衛相は米国の「THAAD」システムを導入すると明確に表明している。
2、海軍統合防空火器管制システム「NIFC-CA(ニフカ)」
米海軍の協同作戦能力(CEC)ネットワークに基づき、当システムはデータリンクを利用し、「E-2D」ホークアイ早期警戒機と「スタンダードミサイル」 SM-6 を搭載し、「イージス」作戦システムを装備した艦船間で目標情報を伝送する。このシステムの導入は、自衛隊の作戦能力や米軍との共同作戦能力を極めて大きく増強するだろう。
五、まとめ
以上を総合すると、2013年- 2016年にかけて、日本・自衛隊は大量の先進兵器装備を配備してきた。日本周辺の海・空領域に対する監視、特にいわゆる南西諸島に対する警戒、監視能力が大幅にアップした。これ以外にも、米軍との共同作戦能力も大いに強化された。日本・自衛隊は「専守防衛」の衛士から、いつでも海外へ派遣させることができる強い軍隊となった。
(新華網日本語)
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