中国商務省の瀋丹陽報道官は20日の定例記者会見で、「2015年、外国からの貿易救済措置の発動件数と金額は共に減少した。しかし、これは貿易摩擦の影響が緩和したことを意味するものではない」と述べました。
瀋報道官は、「商務省のデータによると、2015年、中国の輸出製品は22の国と地域からの貿易救済措置85件の発動を受けた。2014年に比べ12%減少しており、これにかかわる金額は80億ドルで、2014年に比べて24%減少した」と明らかにしました。
また、「貿易救済措置は製品に対するものであるが、打撃を受けるのはその製品にかかわる業界全体であり、さらには関連する川上産業と川下産業の発展にも影響を及ぼしている」と指摘しました。
(中国国際放送局)
関連記事: