新華網上海1月5日 2016年1月1日から、2015年12月20日に正式に発効した中豪自由貿易協定が2回目の関税引き下げを実施した。我が国の庶民にとって、「舌の上で味わうオーストラリア」はどれほど多くの実利をもたらせるのか?
1月1日から、オーストラリア産の調製粉乳の関税が9%に引き下げられ、中豪自由貿易協定の実施前と比べて、関税が4割引き下げられた。輸入乳製品自体の価格がより実利的になっただけでなく、オーストラリア産乳製品が国内の乳製品市場に対しても影響を及ぼし、オーストラリアの乳製品メーカーは関税引き下げのメリットを受け、中国市場の見通しが一層明るいとみなすようになった。オーストラリア・ビクトリア州酪農生産者連盟のジョーンズ(音訳)会長はかつて、中豪自由貿易協定は当業界に今後10年間で6億3000万豪ドル(約33億9000万人民元)以上の関税節の節約を支援することができるだろうと説明していた。これは、中国市場で競争に参与するオーストラリア産乳製品がより多く、より豊富になり、各国で生産された乳製品が中国市場の競争に参与すると同時に、消費者がその中から疑いなく恩恵を受けられるようになることを意味している。
実際には、関税の引き下げ自体がもたらす実利のほかに、中豪自由貿易協定における電子商取引企業の「利益追求」も、消費者がより速く、より便利に家の入り口でオーストラリアの「饕餮(とうてつ)のグルメ」が購入できるよう一層促進している。現在、多くの電子商取引企業がオーストラリア「テーマ館」を開設し、中国の消費者のために採れたて直送のオーストラリア産食品を提供している。
(新華社より)